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業務引継ぎ書の書き方 — 盛り込む項目とテンプレート

公開: 2026-07-10

業務引継ぎ書とは

業務引継ぎ書とは、担当していた業務を後任者が迷わず引き継げるように、内容・手順・関係先などをまとめた資料です。退職や異動のときだけでなく、長期休暇や急な欠勤に備えて日ごろから整えておくと、いざというときに業務が止まりません。

書き始めるタイミングは早いほど安心です。引き継ぎが決まってから慌てて作ると、抜け漏れが起きやすくなります。

引継ぎ書に必ず入れる項目

盛り込むべき項目を、まず一覧で押さえておきましょう。

区分記載する内容
定常業務日次・週次・月次の作業内容と手順、締め切り
突発対応トラブル時の対処法、エスカレーション先、連絡先
システム・権限使用システム、アカウント、データの保管場所
関係者社内外の窓口、取引先、担当者名と連絡手段
現在の状況進行中の案件、未完了タスク、注意点

定常業務(日次・週次・月次)

いつ・何を・どの順番で行うかを、頻度ごとに整理します。締め切りのある業務は期限も明記します。

突発対応・連絡先

「いつも起きるわけではないが、起きると困る」対応をまとめます。誰に相談すればよいかの連絡先まで書いておくと、後任者が孤立しません。

システム・アカウント・保管場所

使用しているシステムと、データやファイルの保管場所を記します。アカウントの引き継ぎは、セキュリティのルールに沿って別途行います。

関係者・取引先

社内外の関係者を、役割と連絡手段とあわせて一覧化します。「困ったらこの人」という窓口が分かると、引き継ぎ後の立ち上がりが早くなります。

業務引継ぎ書の書き方(4ステップ)

  1. 業務を洗い出す:まず担当業務をすべて書き出す(棚卸し)。
  2. 優先順位をつける:頻度が高い・止まると影響が大きい業務から詳しく書く。
  3. 手順と判断理由を書く:やり方だけでなく「なぜそうするか」も残す。
  4. 後任者に読んでもらう:本人がいるうちに読んでもらい、分かりにくい箇所を直す。

引き継ぎを成功させるコツ

  • 早めに着手する:時間の余裕が、抜け漏れを防ぐ最大の対策です。
  • 口頭だけで済ませない:記憶に頼らず、必ず書面に残します。
  • 一度で完璧を目指さない:まず全体を埋め、細部は後任者の質問に答えながら補います。

まとめ(テンプレート項目リスト)

業務引継ぎ書には、定常業務・突発対応・システムと権限・関係者・現在の状況を盛り込みます。洗い出し → 優先順位づけ → 手順と理由の記載 → 後任者による確認、という順で進めれば、引き継ぎ漏れを大きく減らせます。上の表をそのままテンプレートとして使い、早めに書き始めてみてください。

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